高校地理の重要用語300枚 なぜそうなるかまで1枚に
地理は暗記科目に見えて、実際には理由を言えるかどうかで差がつきます。
300枚のカード
収録カードを見る(30枚)
全300枚から30枚を抜粋して表示しています。
| 表 | 裏 |
|---|---|
| メルカトル図法 | 意味:緯線と経線が直交する正角円筒図法。 要点:任意の2点を結ぶ直線が等角航路になるため航海図に使われる。 例:高緯度ほど面積が大きく描かれる。面積の比較には使えない。 |
| 等高線 | 意味:同じ標高の点を結んだ線。 要点:間隔が狭いほど傾斜が急になる。主曲線と計曲線がある。 例:縮尺によって等高線の間隔が変わる。縮尺を確かめて読む。 |
| プレートテクトニクス | 意味:地球の表層がいくつかの板に分かれて動いているという考え。 要点:地震や火山、造山運動を統一的に説明する。 例:大陸だけが動くのではない。海洋底を含む板が動く。 |
| 扇状地 | 意味:山地から平地に出た所に土砂が堆積してできる扇形の地形。 要点:扇央は水が地下に浸透して乏水地になり、果樹園に使われる。 例:扇端では湧水がある。集落は扇端に立地しやすい。 |
| 氷河地形 | 意味:氷河の侵食や堆積でできた地形。 要点:U字谷、カール、モレーンなどがある。 例:現在氷河がない地域にも残る。過去の氷期の痕跡である。 |
| 土壌の成帯性 | 意味:気候と植生に対応して土壌が帯状に分布する性質。 要点:ポドゾル、褐色森林土、ラトソルなどがある。 例:母岩による間帯土壌もある。すべてが気候で決まるのではない。 |
| 地震と震度とマグニチュード | 意味:揺れの強さを表す指標と、地震の規模を表す指標。 要点:震度は場所ごとに異なり、マグニチュードは地震ごとに1つ決まる。 例:混同しやすい。1回の地震で震度は多数、マグニチュードは1つになる。 |
| 大気大循環 | 意味:地球規模で見た大気の循環の仕組み。 要点:ハドレー循環、フェレル循環、極循環の三つで構成される。 例:低緯度から高緯度へ一直線に流れるのではない。三つの細胞に分かれる。 |
| 海流 | 意味:一定の向きに流れる海水の流れ。 要点:暖流と寒流があり、沿岸の気候に影響する。 例:風の向きと地球の自転で環をつくる。北半球と南半球で回転が逆になる。 |
| 気温の逓減率 | 意味:標高が上がるほど気温が下がる割合。 要点:おおむね100メートルで0.6度下がる。 例:常に一定ではない。逆転層では逆になる。 |
| 熱帯林と照葉樹林 | 意味:熱帯の常緑広葉樹林と、温暖湿潤気候に見られる光沢のある葉の森林。 要点:気候帯によって優占する樹種が変わる。 例:同じ常緑広葉樹でも分布する気候が違う。 |
| 熱帯の農業と気候 | 意味:高温多雨の条件に合わせた農業の形。 要点:焼畑やプランテーションが行われる。 例:土壌が肥沃だからではない。有機物の分解が速く養分が流出しやすい。 |
| 農業立地論 | 意味:市場からの距離で農業の種類が決まるとする理論。 要点:チューネンが提唱した。輸送費と地代の関係で説明する。 例:現実には輸送技術で崩れる。理論の前提を確かめる。 |
| 林業と森林資源 | 意味:森林から木材などを得る産業。 要点:針葉樹は用材、広葉樹は家具材や薪炭材に使われる。 例:熱帯林の伐採は再生が難しい。生育が遅い樹種が多い。 |
| 水産業の種類 | 意味:漁業の形態による分類。 要点:沿岸漁業、沖合漁業、遠洋漁業、養殖業に分かれる。 例:遠洋漁業は排他的経済水域の設定で縮小した。 |
| 鉄鉱石 | 意味:鉄の原料となる鉱石。 要点:安定陸塊の楯状地に多く分布する。 例:新期造山帯には少ない。地質と分布が対応する。 |
| 循環型社会 | 意味:資源の消費と廃棄を減らす社会のあり方。 要点:発生抑制、再使用、再生利用の順で取り組む。 例:再生利用が最優先ではない。まず減らすことが先になる。 |
| 工業立地の要因 | 意味:工場の場所を決める条件。 要点:原料、労働力、市場、輸送費、集積の利益などがある。 例:一つの要因では決まらない。産業ごとに重みが違う。 |
| 軽工業と重化学工業 | 意味:消費財を中心とする工業と、素材や機械を中心とする工業。 要点:工業化は軽工業から重化学工業へ進むことが多い。 例:順序は必ずしも同じではない。後発国では同時に進むことがある。 |
| 産業の空洞化 | 意味:生産拠点の海外移転で国内の工業が衰える現象。 要点:雇用の減少と地域経済の停滞を招く。 例:輸出が減ることではない。生産の場が移ることを指す。 |
| ルール工業地域 | 意味:石炭を基盤に発展したヨーロッパの重工業地域。 要点:エネルギー革命後は産業の転換が進んだ。 例:現在も同じ産業構造ではない。再生の取り組みが進んでいる。 |
| 第三次産業の拡大 | 意味:経済発展に伴いサービス業の比重が高まる現象。 要点:所得が上がるほど比率が高まる傾向がある。 例:第一次産業が消えるのではない。比率が下がる。 |
| 交通機関の特性 | 意味:輸送手段ごとの得意な距離と貨物。 要点:鉄道は中距離の大量輸送、船舶は長距離の重量物、航空は軽量で高価な貨物に向く。 例:速いほどよいのではない。費用との釣り合いで選ぶ。 |
| 都市の成立条件 | 意味:都市が生まれる地理的な条件。 要点:交通の要衝、防御に適した地形、水の得やすさが関わる。 例:現在の機能は成立時の条件と違うことがある。 |
| 都市の内部構造 | 意味:都市内部で機能が地域ごとに分かれる仕組み。 要点:中心業務地区、住宅地区、工業地区などに分化する。 例:同心円だけで説明できない。扇形や多核のモデルもある。 |
| インナーシティ問題 | 意味:都心周辺で人口が減り建物や治安が悪化する問題。 要点:空き家の増加と税収の減少が重なる。 例:貧困だけの問題ではない。都市の構造変化が背景にある。 |
| コンパクトシティ | 意味:都市機能を中心部に集約する都市のあり方。 要点:移動距離を減らし行政費用を抑える。 例:人口を強制的に集めるのではない。誘導によって進める。 |
| 過密 | 意味:人口や機能が集中しすぎた状態。 要点:住宅不足、交通混雑、ごみ問題が生じる。 例:人口密度が高いだけでは決まらない。生活への支障で判断する。 |
| 国家の三要素 | 意味:国家が成り立つための条件。 要点:領域、国民、主権の三つになる。 例:承認は要素に含めない。要素と承認は別になる。 |
| 村落の立地 | 意味:村落が形成される場所の条件。 要点:水の得やすさ、洪水を避ける微高地、日当たりが関わる。 例:平坦であればよいのではない。水との関係が要になる。 |
このデッキについて
リアス海岸とフィヨルドはどちらも入り組んだ海岸ですが、片方は沈水した谷で、もう片方は氷河が削った谷です。名前だけを覚えていると、分布のちがいを問われた瞬間に手が止まります。地理の失点は用語を知らないことではなく、その用語がなぜそこにあるのかを言葉にしていないところで起きます。 このデッキは300枚で、1枚に1つの用語だけを置いています。裏は三行に固定してあり、「意味」がそれが何かを一文で述べ、「要点」がどこに現れるか何と結びつくかを書き、「注意」が取り違えやすい相手との違いを名指しします。構成は、地図と地形、気候と植生、農林水産業と資源、工業と都市、人口と地域の五つに分けました。 統計の数値は載せていません。順位や割合は年ごとに変わりますが、なぜその地域にその産業があるのかという理屈は変わらないからです。間隔反復で回すと、理由まで言える用語は出てこなくなり、いつも取り違える組み合わせだけが戻ってきます。
よくある質問
- 各セクションの枚数はどうなっていますか。
- 地図と地形が55枚、気候と植生が55枚、農林水産業と資源が60枚、工業と都市が60枚、人口と地域が70枚で、合計300枚です。すべてのカードにセクションと小項目のタグが付いているので、地形だけ、気候だけといった絞り込みができます。
- 統計の数値は入っていますか。
- 入っていません。生産量の順位や輸出額の割合は毎年変わるうえ、覚えた数字が古くなっても気づきにくいためです。代わりに、その分布がなぜ生まれるのかという仕組みを扱っています。最新の数値は資料集や統計書で確かめてください。
- 地誌の学習にも使えますか。
- 土台としては使えます。扱っているのは系統地理の概念なので、特定の地域を学ぶときにその地域の気候や産業を説明する道具になります。ただし国名や都市名を一つずつ覚えるためのデッキではありません。
- 無料プランでもデッキ全体を取り込めますか?
- はい。保存済みのデッキを取り込む処理では新しいAI生成を実行せず、AIクレジットも消費しないため、無料プランで300枚すべてを取り込めます。取り込み後も学習、編集、削除ができます。
- 同じデッキをもう一度取り込むと重複しますか?
- 重複しません。すでにある同一カードはスキップされ、改訂で増えたカードだけが追加されます。削除後の再取り込みを含め、同じ公式デッキの取り込みは生涯3回までです。
- Web版とスマートフォンアプリの両方で使えますか?
- はい。デッキはアカウントに追加されるため、Web版、iOSアプリ、Androidアプリで同じ学習内容と進捗を利用できます。
- 取り込んだカードを自分向けに直せますか?
- はい。取り込み後は自分のカードとして、表裏の編集、不要カードの削除、タグ整理、別デッキへの移動を自由に行えます。
公式問題の転載はなく、カードはすべてMemlyの独自執筆です。編集基準日2026-08-31。