高校化学の重要項目300|法則と条件をセットで覚える
法則の名前は言えるのに問題が解けないのは、成り立つ条件を覚えていないからです。
300枚のカード
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全300枚から30枚を抜粋して表示しています。
| 表 | 裏 |
|---|---|
| 原子とは? | 物質を構成する基本の粒子で、中心の原子核とそのまわりの電子からなる。 原子全体は電気的に中性である。陽子の数と電子の数が等しいことがその理由になる。 |
| 貴ガスとは? | 周期表18族に並ぶ、安定な電子配置をもつ元素。 まったく反応しないわけではない。キセノンは条件によって化合物をつくる。 |
| イオン結合とは? | 陽イオンと陰イオンが静電気的な引力で結びつく結合。 分子をつくらない。塩化ナトリウムの化学式は組成比を示す組成式である。 |
| 分子間力とは? | 分子どうしの間に働く弱い引力の総称。 共有結合よりずっと弱い。分子結晶が融けるときに切れるのはこちらである。 |
| 物質量とは? | 粒子の個数を基準にして物質の量を表す量で、単位はモル。 質量や体積とは別の量である。反応式の係数比は物質量の比を表す。 |
| 化学反応式とは? | 反応物と生成物を化学式で書き、係数で原子の数をそろえた式。 係数をそろえるために下付きの数字を変えてはいけない。それは別の物質になってしまう。 |
| 電離とは? | 物質が水に溶けて陽イオンと陰イオンに分かれること。 溶けることと電離することは別である。エタノールは溶けるが電離しない。 |
| 酸化とは? | 物質が電子を失うこと。 酸素がなくても酸化は起こる。電子の授受が本質になる。 |
| 電池とは? | 酸化還元反応で放出されるエネルギーを電気エネルギーとして取り出す装置。 正極と陽極は別の言葉である。電池では正極と負極、電気分解では陽極と陰極を使う。 |
| 熱化学の発熱反応とは? | 反応が進むときに熱を放出する反応。 熱が出ることと反応が速いことは別である。速さは活性化エネルギーで決まる。 |
| 電解質と非電解質とは? | 水に溶けて電離する物質と、電離しない物質。 溶けやすさとは無関係である。よく溶けても電離しない物質がある。 |
| 反応速度とは? | 単位時間あたりの物質の濃度の変化量。 平均の速さと瞬間の速さを区別する。グラフでは前者が傾きの平均、後者が接線の傾きになる。 |
| 化学平衡とは? | 正反応と逆反応の速さが等しくなり、見かけ上変化が止まった状態。 反応物と生成物の量が等しい状態ではない。速さが等しい状態である。 |
| 電離平衡とは? | 弱酸や弱塩基の電離が平衡状態にあること。 強酸では扱わない。ほぼ完全に電離して逆向きが無視できる。 |
| 気体の状態方程式とは? | 圧力と体積の積が、物質量と気体定数と絶対温度の積に等しいとする式。 絶対温度で計算する。摂氏のまま代入すると必ず誤る。 |
| 潮解とは? | 固体が空気中の水分を吸って溶けてしまう現象。 風解と逆向きである。風解は結晶水を失って粉になる現象になる。 |
| 水素とは? | もっとも軽い気体で、無色無臭の単体。 空気と混ざると爆発する。点火する前に純度を確かめる必要がある。 |
| ナトリウムとは? | やわらかく、水と激しく反応するアルカリ金属。 空気中でも酸化される。取り出したらすぐ使う必要がある。 |
| 鉄とは? | もっとも広く使われる遷移金属。 濃硝酸には溶けない。不動態になるためである。 |
| 錯イオンとは? | 金属イオンに配位子が配位結合してできたイオン。 配位数は電荷の数とは別である。銅は2価で配位数4になる。 |
| 溶鉱炉とは? | 鉄鉱石をコークスと石灰石とともに熱して銑鉄を得る炉。 還元するのはコークスそのものより一酸化炭素である。役割を取り違えない。 |
| トタンとブリキとは? | 鉄に亜鉛をめっきしたものと、スズをめっきしたもの。 傷がついたときの挙動が逆になる。トタンは鉄を守り、ブリキは鉄の腐食が進む。 |
| 肥料の三要素とは? | 植物の生育に多く必要な窒素、リン、カリウム。 三要素以外も必要である。不足すると欠乏症が出る微量元素がある。 |
| 有機化合物とは? | 炭素を骨格にもつ化合物の総称。 一酸化炭素や炭酸塩は含めない。炭素を含んでも無機物として扱う。 |
| アルカンとは? | 単結合だけからなる鎖状の飽和炭化水素。 付加反応はしない。二重結合や三重結合がないためである。 |
| ベンゼンとは? | 正六角形の平面構造をもつ芳香族炭化水素。 不飽和だが付加より置換が起こりやすい。安定な環を保とうとするためである。 |
| アルコールとは? | 炭化水素の水素をヒドロキシ基に置き換えた化合物。 水溶液は中性である。フェノールと違って酸性を示さない。 |
| 油脂とは? | グリセリンと3分子の高級脂肪酸からできたエステル。 液体か固体かは不飽和結合の多さで決まる。分子量だけでは決まらない。 |
| 付加重合とは? | 二重結合が開いて単量体が次々につながる重合。 水などの小さな分子は出ない。縮合重合との違いがここにある。 |
| アセチル化とは? | ヒドロキシ基やアミノ基の水素をアセチル基に置き換える反応。 エステル化と限らない。アミノ基が相手ならアミド結合ができる。 |
このデッキについて
化学でつまずくのは、覚える量が多いからだけではありません。ヘスの法則もルシャトリエの原理も名前は言えるのに、どの条件で使えるのかを言えないまま選択肢に向かうと外します。気体の体積比を物質量比として使えるのは同温同圧の気体どうしのときだけ、平衡が動くのは体積一定か全圧一定かで結論が逆になる、といった条件がそのまま設問の分かれ目になります。 このデッキは300枚。1項目1枚で切り、裏面は答えと注意点の2行に固定しました。答えはそれが何かを1文で、注意点は式や条件や色など実際に使う情報や、取り違えやすい相手・成り立たない条件を書いています。収録は物質の構成50枚、物質の変化55枚、反応の速さと平衡45枚、無機物質70枚、有機化合物80枚です。無機は気体の製法と金属イオンの確認を色と条件のセットで、有機は反応を条件と生成物のセットで並べました。 数値は意図的に絞っています。アボガドロ定数やモル体積のように定義で決まっているものは覚える対象として書き、それ以外は式と条件だけを書きました。桁を覚え込むより、どの式にどの条件が要るかを言えるほうが解けるからです。取り込むと間隔反復のスケジュールに乗り、答えられる項目は間隔が伸びて視界から外れ、毎回迷う項目だけが戻ってきます。
よくある質問
- 分野の内訳とカードの形式を教えてください。
- 物質の構成50枚、物質の変化55枚、反応の速さと平衡45枚、無機物質70枚、有機化合物80枚の計300枚です。表は「〜とは?」の問い、裏は答えと注意点の2つに固定しています。細分類のタグが付いているので、酸化還元だけ、錯イオンだけ、といった絞り方ができます。
- 化学基礎の範囲だけを回すこともできますか。
- できます。物質の構成と物質の変化のタグで絞ると、化学基礎でよく扱う原子の構造、化学結合、物質量、酸と塩基、酸化還元がまとまって出てきます。反応の速さと平衡から先は化学の範囲なので、必要になった時点で外していたタグを戻せば続きから回せます。
- 計算問題の対策にもなりますか。
- 計算そのものの演習は別に必要ですが、計算で詰まる原因の多くは手順ではなく前提です。係数比が使えるのは物質量であること、気体の体積比を使えるのは同温同圧のときだけであること、質量モル濃度を使う理由が温度で体積が変わることなど、式を選ぶ前に要る判断をカードにしています。
- 無料プランでもデッキ全体を取り込めますか?
- はい。保存済みのデッキを取り込む処理では新しいAI生成を実行せず、AI利用枠も消費しないため、無料プランで300枚すべてを取り込めます。取り込み後も学習、編集、削除ができます。
- 同じデッキをもう一度取り込むと重複しますか?
- 重複しません。すでにある同一カードはスキップされ、改訂で増えたカードだけが追加されます。削除後の再取り込みを含め、同じ公式デッキの取り込みは生涯3回までです。
- Web版とスマートフォンアプリの両方で使えますか?
- はい。デッキはアカウントに追加されるため、Web版、iOSアプリ、Androidアプリで同じ学習内容と進捗を利用できます。
- 取り込んだカードを自分向けに直せますか?
- はい。取り込み後は自分のカードとして、表裏の編集、不要カードの削除、タグ整理、別デッキへの移動を自由に行えます。
公式問題の転載はなく、カードはすべてMemlyの独自執筆です。編集基準日2026-08-30。