応用情報技術者の用語350を固める無料暗記カード集
午前対策は、広く覚えるより混同を減らす切り方のほうが効きます。
350 cards
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| Front | Back |
|---|---|
| スタック | 意味:後入れ先出しで要素を出し入れする線形データ構造。 要点:関数呼び出し、再帰、式の評価、深さ優先探索で使う。 注意:キューは先入れ先出しで処理順が逆になる。 |
| 正規言語 | 意味:有限オートマトンで受理でき、正規表現でも表せる文字列集合である。 要点:入力形式の検査や単純な字句解析のモデルとして扱いやすく、閉包性も高い。 注意:対になる括弧の対応のような入れ子構造は一般に扱えず、文脈自由言語の方が表現力が高い。 |
| 分割統治法 | 意味:問題を独立な小問題に分けて解き、その結果を統合して全体を解く設計法である。 要点:マージソートのように大きな問題を扱いやすくし、再帰と相性がよく計算量の見積りもしやすい。 注意:動的計画法は重複する部分問題の結果を再利用するが、分割統治法は独立な小問題を前提にしやすい。 |
| パイプライン | 意味:命令処理を複数段階に分け、異なる命令を各段で重ねて進めるCPU方式。 要点:CPUの単位時間当たりの処理量を高めやすい。命令依存や分岐で待ちが生じると効率が落ちる。 注意:パイプラインは段階分割の方式で、スーパースカラのように同一サイクルの発行数を増やす考え方とは別。 |
| DMA | 意味:CPUを介さずに周辺装置と主記憶の間でデータを転送する方式。 要点:大量入出力でCPU負荷を下げやすい。ディスクやネットワークの転送効率向上に使われる。 注意:プログラム制御入出力はCPUが転送を細かく指示する方式で、DMAより負荷が高い。 |
| RAID | 意味:複数のディスクを組み合わせて、性能向上や耐障害性の向上を図る記憶装置構成。 要点:レベルごとに速度重視と冗長性重視の性質が異なる。可用性と容量効率のバランス設計に使う。 注意:バックアップは過去時点へ戻すための複製で、RAIDの冗長化と目的が違う。 |
| ハイパーバイザ | 意味:1台の物理マシン上で複数の仮想マシンを動かすために資源を管理するソフトウェア層。 要点:サーバ統合や環境分離に使う。ゲストOSごとに独立した実行環境を与えられる。 注意:コンテナはホストOSのカーネルを共有することが多く、仮想マシンほど分離単位が大きくない。 |
| Webサーバ | 意味:HTTPなどの要求を受けて、静的コンテンツ配信や上位アプリへの転送を行うサーバソフト。 要点:画像やHTMLの配信、TLS終端、リバースプロキシとして使われる。前段に置いて負荷をさばきやすい。 注意:WebサーバはHTTP処理と配信が中心で、APサーバのように業務ロジック実行を主役としない。 |
| SIMD | 意味:一つの命令で複数のデータ要素に同じ演算を同時に適用する方式である。 要点:画像処理や行列計算のように同形の演算が大量に並ぶ処理で性能を上げやすい。 注意:MIMDは複数の命令流を扱う点が異なり、SIMDは同一命令を並列に流す。 |
| ECCメモリ | 意味:誤り訂正符号を使ってメモリ内のビット誤りを検出し、一定範囲なら訂正できる主記憶である。 要点:サーバや重要データ処理で偶発的なメモリ誤りによる停止や破損を抑えられる。 注意:パリティは主に誤り検出に使い、ECCは検出だけでなく訂正まで行える点が違う。 |
| ベンチマーク | 意味:一定条件でシステムや部品の性能を測り、比較や評価に使う基準化された試験である。 要点:導入候補の比較や構成変更の効果確認に使うが、実運用に近い条件選びが重要である。 注意:ストレステストは限界や故障を探る目的が強く、ベンチマークは代表的性能の比較が中心である。 |
| RTO | 意味:障害発生後に業務やシステムを復旧させるまでに許容される最大時間である。 要点:復旧手順や待機系の設計目標を決める基準になり、事業継続計画で重要である。 注意:RPOは失ってよいデータ量や時間の上限であり、RTOは復旧完了までの時間を指す。 |
| ファイアウォール | 意味:ネットワーク境界で通信を監視し、定めた規則に従って通過可否を制御する仕組みである。 要点:組織の内外を分け、不必要なポートや通信方向を閉じて攻撃面を減らす。基本的な境界防御となる。 注意:WAFはWebアプリ層の攻撃に特化する。ファイアウォールだけではアプリ固有の攻撃を十分に防げない。 |
| アフォーダンス | 意味:形や見た目から利用者に操作方法を自然に想起させる手掛かりである。 要点:押せるものは押せそうに見せるなど、説明なしでも操作できる設計に役立つ。学習負荷を下げられる。 注意:単なる装飾ではない。ユーザーが受け取る操作可能性であり、開発者の意図そのものとは一致しない。 |
| リアルタイムOS | 意味:定められた時間内に処理を完了させることを重視してタスクを管理するOSである。 要点:車載や産業機器の制御で、応答の速さより期限を守る予測可能性が重要な場面に向く。 注意:汎用OSは平均性能や機能の豊富さを重視する。リアルタイムOSは時間制約の保証を重視する。 |
| 排他制御 | 意味:複数トランザクションが同じデータを同時更新して不整合を起こさないようにする制御。 要点:ロックなどで競合を調整し、ロストアップデートの防止や整合性維持に使う。 注意:並行実行そのものを禁止する考えではない。整合性と処理効率の両立を図る。 |
| 多要素認証 | 意味:知識、所持、生体など異なる種類の要素を組み合わせて本人確認する方式。 要点:パスワード漏えいだけでは突破しにくくなり、管理者画面や外部公開サービスの保護で有効。 注意:二段階認証は手順が二つであることを示す言い方で、同種要素だけなら多要素認証とは限らない。 |
| SQLインジェクション | 意味:入力欄などにSQL断片を混ぜて送信し、想定外のDB操作を起こさせる攻撃。 要点:認証回避や情報漏えいの原因になる。プレースホルダの利用と入力検証が基本対策。 注意:XSSはブラウザでスクリプトを実行させる攻撃で、SQLインジェクションはDBへの命令改変が対象。 |
| CSRF | 意味:ログイン中の利用者のブラウザを悪用し、意図しないリクエストを正規サイトへ送らせる攻撃である。 要点:送金や設定変更のような状態変更処理で問題になり、トークンやSameSite属性で対策する。 注意:XSSと違い、サイトへスクリプトを埋め込む攻撃ではなく、利用者の認証済み状態を悪用する。 |
| OAuth | 意味:利用者のパスワードを相手サービスに渡さず、アクセス権限だけを委譲する認可の仕組みである。 要点:外部アプリに限定的なAPI利用を許可するときに使い、権限範囲や有効期限を制御しやすい。 注意:SAMLやOpenID Connectは認証や本人情報連携にも使われるが、OAuthの中心は認可である。 |
| CMYK | 意味:印刷で使うシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの減法混色による色表現方式である。 要点:紙への出力に適し、印刷工程で色を分解して管理するときの基準になる。 注意:RGBは発光体の表示向けの加法混色で、CMYKは印刷向けの減法混色である。 |
| MTU | 意味:ネットワーク区間で分割せずに運べるパケットの最大サイズを表す値である。 要点:経路上のMTUに合わせると断片化を減らせるため、遅延や再送の悪化を抑えやすい。 注意:MSSはTCPデータ部の最大長で、ヘッダを含むMTUとは対象が異なる。 |
| 単体テスト | 意味:個々の関数やクラスなどの最小単位を検証するテストである。 要点:実装直後に欠陥を早期発見しやすく、障害の原因切り分けもしやすい。 注意:モジュール間の接続を確認する結合テストとは対象範囲が異なる。 |
| ウォークスルー | 意味:作成者が成果物を説明しながら参加者が内容を確認するレビュー手法である。 要点:早い段階で認識合わせや欠陥発見ができ、教育や知識共有にも役立つ。 注意:厳密な役割や手順で欠陥を体系的に洗い出すインスペクションほど形式的ではない。 |
| 要求分析 | 意味:利用者や業務の要求を整理し、必要な要件を明確化する活動である。 要点:曖昧さや矛盾を早期に見つけ、後工程の手戻りを減らすために要件定義の前段で行う。 注意:要件定義は合意した内容を仕様として確定する工程で、要求分析はその前に要求を把握し整理する。 |
| ブラックボックステスト | 意味:内部構造を見ずに、仕様に基づく入力と出力の関係を確認するテストである。 要点:要求どおりの振る舞いかを利用者視点で確かめやすく、実装変更の影響を受けにくい。 注意:ホワイトボックステストは内部の分岐や経路を根拠に設計し、ブラックボックステストは仕様を根拠にする。 |
| 訂正保守 | 意味:稼働後に見つかった障害や誤りを修正する保守である。 要点:業務停止や誤処理の影響を抑えるため、原因分析と修正の優先度判断が重要になる。 注意:完全化保守は価値向上のための改善で、訂正保守は欠陥の是正が目的である。 |
| 静的テスト | 意味:プログラムを実行せずに成果物を確認して欠陥を見つけるテストの総称。 要点:要件書、設計書、ソースコードを早期に点検でき、手戻りコストを抑えやすい。 注意:実行結果を確かめる動的テストとは異なる。レビューや静的解析を含む広い概念である。 |
| コンポジション | 意味:オブジェクトを部品として保持し、役割を組み合わせて機能を作る設計関係。 要点:継承を増やさず再利用でき、実行時の差し替えや変更に強い設計にしやすい。 注意:継承のようなis-a関係ではなくhas-a関係である。集約よりも部品の所有が強い文脈で使われやすい。 |
| BPR | 意味:業務の前提を見直して、組織や手順を抜本的に再設計する改革手法である。 要点:部門最適ではなく業務全体を見直し、コストや品質や時間の大幅改善を狙う。 注意:継続的な小改善を積み重ねる活動と異なり、BPRは業務そのものを再構築する。 |
About this deck
応用情報技術者試験の午前は、理解しているつもりの用語を取り違えた瞬間に落とします。命題論理と述語論理、SIEMとIDS、独占禁止法と下請法のように、どちらも見たことはあるのに違いが言い切れない語が残ると、選択肢を読むたびに迷いが戻ります。広い範囲を何度も流し見するより、混同の芯だけを切り出して、短く何度も当て直せる形にしておくほうが午前向きです。 このデッキは、応用情報技術者の重要用語を用語ごとに切り分けた350枚です。基礎理論45、コンピュータシステム55、技術要素90、開発技術60、マネジメント50、ストラテジ50で構成し、裏面はすべて「意味」「要点」「注意」に統一しています。意味で言葉の芯を押さえ、要点で試験で問われやすい働きや位置づけを確認し、注意で混同相手との違いを見ます。たとえば命題論理は述語論理と、SIEMはIDSと、独占禁止法は下請法とどう違うかまで裏で確認できる作りです。 暗記を反復の予定に乗せると、答えられる語は遠ざかり、あいまいな語だけが戻ってきます。毎回同じ並びを最初から追わなくてよくなるので、基礎理論からストラテジまでを広く保ちながら、穴だけを埋め直せます。長い本文解説や午後問題の手順整理は入れていません。ここでは午前で差がつきやすい用語の識別に絞り、見分ける力を崩さず回せる形を優先しています。
Frequently asked
- このデッキにはどの分野が入っていますか
- 350枚を、基礎理論45、コンピュータシステム55、技術要素90、開発技術60、マネジメント50、ストラテジ50で分けています。各カードの裏は意味・要点・注意でそろえ、午前で用語を見分けるための情報に絞っています。
- 似た用語の違いまで確認できますか
- できます。命題論理と述語論理、SIEMとIDS、独占禁止法と下請法のように、混同しやすい相手との差を注意で押さえる作りです。午前の選択肢で取り違えやすい点を短く確認できます。
- 午後問題の対策にもそのまま使えますか
- このデッキは午前の用語識別を中心にしています。長い事例読解や記述の型は入れず、まず用語の意味と違いを崩さないための土台に絞っています。
- 無料プランでもデッキ全体を取り込めますか?
- はい。保存済みのデッキを取り込む処理では新しいAI生成を実行せず、AIクレジットも消費しないため、無料プランで350枚すべてを取り込めます。取り込み後も学習、編集、削除ができます。
- 同じデッキをもう一度取り込むと重複しますか?
- 重複しません。すでにある同一カードはスキップされ、改訂で増えたカードだけが追加されます。削除後の再取り込みを含め、同じ公式デッキの取り込みは生涯3回までです。
- Web版とスマートフォンアプリの両方で使えますか?
- はい。デッキはアカウントに追加されるため、Web版、iOSアプリ、Androidアプリで同じ学習内容と進捗を利用できます。
- 取り込んだカードを自分向けに直せますか?
- はい。取り込み後は自分のカードとして、表裏の編集、不要カードの削除、タグ整理、別デッキへの移動を自由に行えます。
公式問題の転載はなく、カードはすべてMemlyの独自執筆です。応用情報技術者試験は独立行政法人情報処理推進機構が実施する試験です。このデッキは同団体が作成・監修したものではなく、公認や推奨も受けていません。編集基準日2026-08-30。