医療英語・医療用語300|語根から読む英日対訳カード

初見の英語の医療用語を、分解して読めるようにする300枚。

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全300枚から30枚を抜粋して表示しています。

表裏
a-, an-とは?欠如、無を表す接頭辞。日本語では「無」「不」にあたる。 母音の前では an- になる。anuria のように形が変わる。
dys-とは?困難、異常を表す接頭辞。日本語では「困難」「不全」にあたる。 まったく無い状態は a-, an- で表す。程度の違いがある。
macro-とは?大きいことを表す接頭辞。日本語では「大」にあたる。 micro- と対で覚える。
peri-とは?周囲を表す接頭辞。日本語では「周」「囲」にあたる。 通過を表す per- と綴りが近い。
pre-, ante-, pro-とは?前、以前を表す接頭辞。日本語では「前」にあたる。 anti-(抗)と ante-(前)は特に紛らわしい。
auto-とは?自己を表す接頭辞。日本語では「自」「自己」にあたる。 自動という日常的な意味ではなく、自分自身の意味で使う。
-ectomyとは?切除を表す接尾辞。日本語では「切除術」にあたる。 切開を表す -tomy と一字違いで意味が変わる。
-scopyとは?内部を見る検査を表す接尾辞。日本語では「鏡検査」にあたる。 器具を表す -scope と区別する。
cardi/oとは?心臓を表す語根。日本語では「心」にあたる。 がんを表す carcin/o と綴りが似ていて紛らわしい。
oste/oとは?骨を表す語根。日本語では「骨」にあたる。 「粗鬆」はあらくすかすかの意味で、骨の中身が減った状態を表す。
pneum/o, pneumon/oとは?空気または肺を表す語根。日本語では「気」「肺」にあたる。 気胸の「気」は空気、肺炎の「肺」は臓器で、同じ語根が別の訳語になる。
gastr/oとは?胃を表す語根。日本語では「胃」にあたる。 腹部全体を指す語ではない。
nephr/o, ren/oとは?腎臓を表す語根。日本語では「腎」にあたる。 nephr/o はギリシャ語、ren/o はラテン語由来である。
neur/oとは?神経を表す語根。日本語では「神経」にあたる。 腎臓を表す nephr/o と綴りが似ている。
dyspneaとは?呼吸困難。息をするのが苦しい状態。 息が完全に止まる apnea とは程度が違う。
cyanosisとは?チアノーゼ。皮膚や粘膜が青紫色に見える状態。 日本語では訳さずカタカナで用いる。
hematuriaとは?血尿。尿に血が混じった状態。 目で見てわかるものと、検査で初めてわかるものがある。
fever, pyrexiaとは?発熱。体温が通常より高く保たれる状態。 体温の高さだけで重症度は決まらない。
headache, cephalalgiaとは?頭痛。頭部の痛み。 部位、性質、経過を分けて記録する。
femurとは?大腿骨。太ももの骨。 脛骨(tibia)と位置を取り違えない。
thoraxとは?胸郭、胸部。 胸骨(sternum)とは指す範囲が違う。
esophagusとは?食道。咽頭と胃をつなぐ管。 気管(trachea)と隣り合うが別の管である。
gallbladderとは?胆嚢。胆汁をためて濃縮する袋状の器官。 胆汁を作るのは肝臓である。
kidneyとは?腎臓。尿をつくり体液を調節する器官。 腎盂は renal pelvis と表す。
auscultationとは?聴診。体内の音を聞いて調べる診察法。 打診(percussion)、触診(palpation)、視診(inspection)と並べて覚える。
urinalysisとは?尿検査。尿の成分を調べる検査。 採尿の方法と時間で結果が変わる。
radiographyとは?エックス線撮影。放射線を用いて画像を得る検査。 得られた画像は radiograph、日本語では単純写真などと呼ばれる。
physicianとは?医師。とくに内科系の医師を指すことがある。 外科医は surgeon と呼び分けられる。
BPとは?血圧。blood pressure の略。 測定条件で値が変わるため、条件をそろえて記録する。
ADLとは?日常生活動作。activities of daily living の略。 買い物や金銭管理などは IADL として区別される。
このデッキについて

医療英語が覚えにくいのは、単語の数が多いからではなく、一語ずつ丸ごと覚えようとするからです。gastroenteritis を一語として覚えれば語彙が一つ増えるだけですが、-itis(炎症)、gastr/o(胃)、enter/o(腸)に分ければ、同じ読み方が初見の語にも通用します。このデッキは接頭辞40枚、語根57枚、接尾辞37枚という部品を土台に、症状56枚、部位30枚、検査と処置45枚、診療科と職種21枚、略語14枚の対訳を積み上げました。 裏面は訳語で終わらせていません。日本語側の漢字がその意味を持つ理由まで書いています。梗塞の「梗」も「塞」もふさぐ意味であること、虚血の「虚」は足りない意味であること、骨粗鬆症の「粗鬆」はあらくすかすかであること。英語の語根と日本語の漢字は、どちらも初見の語を読み解く鍵になります。 取り違えやすい対も名指ししました。ureter(尿管)と urethra(尿道)、-phagia(嚥下)と -phasia(言語)、hematemesis(吐血)と hemoptysis(喀血)、ischemia(虚血)と infarction(梗塞)、melena(黒色便)と hematochezia(血便)。綴りが一字しか違わない語や、日本語の訳語が似ていて取り違えやすい語は、どちらのカードからも相手を引けるようにしてあります。 収録は語の意味までです。診断や治療の指示は書いていません。略語も何の略かまでを扱い、施設ごとの運用は含めていません。 取り込むと間隔反復のスケジュールに乗ります。読めるようになった部品は間隔が伸びて出てこなくなり、毎回迷うものだけが戻ってきます。

よくある質問

無料プランでもデッキ全体を取り込めますか?
はい。保存済みのデッキを取り込む処理では新しいAI生成を実行せず、AI利用枠も消費しないため、無料プランで全300枚を取り込めます。
同じデッキをもう一度取り込むと重複しますか?
重複しません。すでにある同一カードはスキップされ、改訂で増えたカードだけが追加されます。削除後の再取り込みを含め、同じ公式デッキの取り込みは生涯3回までです。
Web版とスマートフォンアプリの両方で使えますか?
はい。デッキはアカウントに追加されるため、Web版、iOSアプリ、Androidアプリで同じ学習内容と進捗を利用できます。
取り込んだカードを自分向けに直せますか?
はい。取り込み後は自分のカードとして、表裏の編集、不要なカードの削除、タグの整理、別デッキへの移動を自由に行えます。
略語はどこまで載っていますか?
何の略かと、その語がどう組み立てられているかまでです。検査、画像、バイタル、生活の評価でよく見る14枚を選びました。施設ごとの書き方や運用は含めていません。同じ検査に複数の略記があるもの(ECGとEKGなど)は、由来の違いも書いてあります。
領域を絞って学習できますか?
できます。全カードに区分と主題のタグが付いています。接頭辞40枚、語根57枚、接尾辞37枚、症状56枚、部位30枚、検査と処置45枚、診療科と職種21枚、略語14枚という内訳なので、まず部品を終わらせてから用語に進むことも、症状だけを回すこともできます。
解剖学デッキや看護師国家試験デッキと一緒に使えますか?
はい。四つは問いが違います。このデッキは語がどう作られているか、解剖学はどこにあるか、生理学はどう調節されているか、看護の必修は看護の概念と制度が中心です。表面が重なるカードが1枚もないように分けてあるので、一緒に取り込んでも同じ内容を二度覚えることはありません。

医療用語の意味と成り立ちを扱う学習用の教材であり、診断や治療の判断の代わりにはなりません。編集基準日2026-08-22。