無料日本史用語を流れで覚える300語フラッシュカード
日本史の用語は、孤立した暗記より前後の流れで置いたほうが残ります。
300枚のカード
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全300枚から30枚を抜粋して表示しています。
| 表 | 裏 |
|---|---|
| 縄文土器 | 意味:縄文時代に広く使われた、煮炊きや貯蔵に適した縄目文様の土器である。 要点:縄文時代の人々が食料加工と保存のために用い、定住生活の広がりを示した。 例:深鉢形の土器で木の実を煮てあくを抜けるようになり、食料利用が広がった。 |
| 藤原不比等 | 意味:律令制の整備と藤原氏の発展に大きく関わった飛鳥末から奈良初めの政治家である。 要点:持統朝から元正朝にかけて活躍し、法整備と外戚関係づくりで一族の基盤を固めた。 例:娘の光明子が皇后となり、藤原氏が外戚として勢力を強める流れが定着した。 |
| 横穴式石室 | 意味:古墳の側面に入口を設け、横から出入りできる埋葬施設である。 要点:古墳時代後期に朝鮮半島の影響を受けて広まり、追葬をしやすくするために用いられた。 例:横穴式石室の普及で家族や一族を続けて葬る古墳が増えた。 |
| 荘園 | 意味:貴族や寺社が私有した田地を中心とする私的な領地である。 要点:奈良時代に開墾奨励策の進行で増え、班田制の行きづまりの中で私的土地支配が広がった。 例:墾田永年私財法の後は初期荘園が増加し、公地公民の原則は次第にゆらいだ。 |
| 足利尊氏 | 意味:建武政権から離れて武家政権を開き、室町幕府の基礎を築いた武将。 要点:鎌倉幕府滅亡後に新政へ不満を持つ武士をまとめ、京都で幕府を開いた。 例:後醍醐天皇と対立して南北朝の分裂を招き、全国的な内乱が続いた。 |
| 元禄文化 | 意味:上方の町人経済を背景に栄えた、江戸前期の華やかな町人文化である。 要点:五代将軍綱吉のころに発達し、商業の発展を土台に文学や芸能が成熟した。 例:井原西鶴の浮世草子や近松門左衛門の人形浄瑠璃が代表作として生まれた。 |
| 本百姓 | 意味:田畑を持って年貢を負担し、村の成員として認められた農民である。 要点:幕府や藩は安定した年貢徴収のため、本百姓を村支配の中心に位置づけた。 例:本百姓は村入用の負担や寄合への参加を通じて、村の自治にも関わった。 |
| 田沼意次 | 意味:商業重視の政策で幕府財政の再建を進めた江戸中期の老中である。 要点:徳川家治の時代に、年貢増収だけに頼らず株仲間の活用や貿易拡大で収入を増やそうとした。 例:印旛沼干拓や蝦夷地開発を計画したが、賄賂政治との批判も強まった。 |
| 井原西鶴 | 意味:町人の欲望や暮らしを写実的に描いた元禄期の作家である。 要点:商業が栄えた時代に、上方の町人文化を背景として浮世草子を大成した。 例:『好色一代男』は町人文化をよく表す作品として知られる。 |
| 絵踏 | 意味:キリストや聖母の像を踏ませて信者を見分ける取締り方法である。 要点:江戸幕府がキリスト教禁制を徹底するため、主に長崎などで継続的に行った。 例:信仰を隠して守る人々が生まれ、潜伏キリシタンの存在へつながった。 |
| 寺請制度 | 意味:人々が寺院に所属してキリスト教徒でないことを証明させる制度。 要点:江戸幕府が禁教を徹底し、民衆の信仰と身元を把握するために整えた。 例:寺の証明がない者は摘発の対象となり、宗教統制と人口把握が進んだ。 |
| 対馬藩 | 意味:朝鮮との外交と貿易の窓口を担った藩。 要点:江戸幕府は宗氏を通して朝鮮との関係を保ち、将軍の代替わりの儀礼にも利用した。 例:朝鮮通信使の来日は、幕府の権威を示す外交行事として行われた。 |
| 蘭学 | 意味:オランダ語の書物を通して西洋の学問や技術を学ぶ学問。 要点:鎖国下でも長崎経由の知識を取り入れ、医学や天文などを発展させるために広まった。 例:杉田玄白らの解体新書は、人体理解の刷新をうながした。 |
| 民撰議院設立建白書 | 意味:国民が選ぶ議院の設立を政府に求めた自由民権運動の出発点となる意見書である。 要点:板垣退助らが政府を去ったのち、専制的な政治を改めて国会を開かせる目的で提出した。 例:これを機に各地で政治結社が生まれ、国会開設要求が全国に広がった。 |
| 大日本帝国憲法 | 意味:天皇主権を原則として近代国家の統治機構を定めた日本最初の本格的憲法である。 要点:伊藤博文らが欧州、とくにプロイセンの制度を参考に起草し、立憲国家の体裁を整えるため制定した。 例:帝国議会が開かれたが、内閣は天皇に対して責任を負い、議会に対しては責任を負わなかった。 |
| 原敬内閣 | 意味:本格的な政党内閣として成立し、政党政治を前進させた内閣である。 要点:立憲政友会総裁の原敬が首相となり、藩閥以外の政党勢力が国政運営の中心に立つ道を開いた。 例:衆議院多数党が政府を担う流れが強まり、のちの政党内閣期の先例となった。 |
| 金融恐慌 | 意味:銀行の取り付けが広がり、多くの金融機関が経営難に陥った金融危機である。 要点:震災手形問題などを背景に若槻礼次郎内閣期に起こり、政府の対応の遅れが混乱を深めた。 例:中小銀行の休業や破綻が相次ぎ、のちの田中義一内閣による整理再建へつながった。 |
| 自由民権運動 | 意味:国会開設や憲法制定、地租軽減などを求めて士族や豪農らが進めた政治運動である。 要点:明治政府の専制的な運営に対し、板垣退助らが民意を政治に反映させるため展開した。 例:各地で政社が結成され、のちに国会開設の勅諭が出される背景となった。 |
| 内閣制度 | 意味:太政官制に代えて国務大臣をまとめる内閣を置いた近代的な行政制度である。 要点:明治政府が憲法制定を見すえ、行政責任を明確にするために導入した。 例:初代内閣総理大臣に伊藤博文が就き、各省の長官は国務大臣として再編された。 |
| 米騒動 | 意味:米価急騰に苦しむ人々が各地で起こした大規模な民衆運動である。 要点:第一次世界大戦期の物価上昇の中で、富山の主婦の行動をきっかけに全国へ拡大した。 例:寺内内閣は総辞職し、その後に本格的な政党内閣が成立した。 |
| 岩倉使節団 | 意味:明治政府が欧米に派遣した大規模な使節団で、制度調査と条約改正交渉を担った。 要点:明治初期に岩倉具視を正使とし、大久保利通や木戸孝允らが近代国家づくりの手本を探るために出発した。 例:条約改正は実現しなかったが、帰国後の内政改革を進める判断材料になった。 |
| 立志社 | 意味:土佐の民権派が政治参加の拡大を目指して結成した政治結社である。 要点:板垣退助らが高知で組織し、自由民権運動の地方拠点として活動した。 例:立志社の人脈は愛国社の再興や国会開設請願の運動を支えた。 |
| 台湾総督府 | 意味:日本が台湾を統治するために置いた植民地行政機関である。 要点:下関条約で台湾を得た後に設置され、児玉源太郎や後藤新平らの下で支配体制が整えられた。 例:鉄道や衛生制度の整備が進む一方、武力鎮圧を伴う植民地支配が続いた。 |
| 寄生地主制 | 意味:地主が自ら耕作せず、小作料収入に頼って農村を支配する仕組みである。 要点:産業化の進行下で地主への土地集中が進み、多くの農民が小作人となった。 例:小作争議が各地で起こり、農村の貧富差が広がった。 |
| 桂園時代 | 意味:桂太郎と西園寺公望が交互に政権を担った時期を指す言葉である。 要点:日露戦争後から大正初期にかけ、藩閥勢力と政党勢力の妥協の上で続いた。 例:第三次桂内閣への反発は第一次護憲運動を招いた。 |
| 金解禁 | 意味:金の輸出を再び自由にし、通貨を金本位制に戻した政策である。 要点:浜口雄幸内閣が井上準之助の主導で、国際信用の回復を目指して実施した。 例:緊縮と円高が輸出不振を招き、昭和恐慌をいっそう深刻にした。 |
| 極東国際軍事裁判 | 意味:連合国が日本の戦争指導者の責任を裁くため東京で開いた国際軍事裁判。 要点:占領初期にGHQの下で行われ、侵略戦争の指導責任を明確にして再軍備を防ぐ意図があった。 例:東条英機らがA級戦犯として起訴され、7人に死刑判決が言い渡された。 |
| 日米地位協定 | 意味:日本に駐留する米軍の法的地位や基地使用の条件を定めた協定。 要点:岸内閣の時に新しい日米安全保障条約に伴って結ばれ、独立後の駐留条件を整理した。 例:基地内外の事件や事故をめぐって、だれが裁くかという刑事裁判権の扱いが争点となった。 |
| 保守合同 | 意味:自由党と日本民主党が合同して自由民主党を結成した政界再編。 要点:社会党の再統一に対抗するため1950年代半ばに保守勢力がまとまり、長期政権の基盤づくりを図った。 例:以後は自民党が政権を担う状態が続き、55年体制の出発点となった。 |
| 狂乱物価 | 意味:第一次石油危機の後に起きた急激な物価上昇と生活必需品の品薄を指す。 要点:田中角栄内閣の時期に原油高と買いだめが重なって生じ、政府は成長優先から物価抑制へ転じた。 例:トイレットペーパーの買い占めが広がり、石油依存の経済構造の弱さが意識された。 |
このデッキについて
日本史は、言葉だけ見れば見覚えがあるのに、いざ問われると「いつの話か」「誰が進めたか」「何のためか」がほどけてしまいがちです。似た名前の政治制度や改革、幕府や朝廷の役職、文化史の用語が頭の中で入れ替わると、教科書を読み返してもつながりが戻りません。用語を単発で覚えるより、時代の流れの中に置き直して、意味と役割を一緒に引ける形にしておく必要があります。 このデッキは、日本史用語300枚を、原始と古代55、中世55、近世60、近代70、現代60の時代区分で切った構成です。表には用語だけを出し、裏には必ず「意味」「要点」「例」を置いています。たとえば縄文土器なら生活との結びつき、水野忠邦なら改革のねらいと行きづまり、金融ビッグバンなら改革が向かった方向まで、同じ型で確認できます。用語を見た瞬間に、いつ・誰が・何のためにまで返せるようにそろえています。 これを間隔反復の予定に乗せると、答えられるカードは前に進み、あいまいなカードだけがまた出てきます。もう戻らなくていい用語に時間を使わず、詰まる時代や分野だけを何度も触れ直せるので、通史の穴がはっきりします。年号そのものは入れていません。ここでは用語を軸に、出来事や制度の位置づけを結び直すことに絞っています。年号は別の重要年号デッキと役割を分け、日本史用語の理解を先に固めるためです。
よくある質問
- このデッキに年号は入っていますか?
- 年号そのものは入れていません。このデッキは用語の意味、位置づけ、だれが何のために関わったかを返せる形に明確に絞ってあります。
- 時代ごとの内訳はどうなっていますか?
- 原始と古代55、中世55、近世60、近代70、現代60です。通史を前から追える配分なので、苦手な時代だけでなく全体の流れも確認しやすいです。
- カードの裏の「意味・要点・例」はどう使い分けますか?
- 意味で用語の定義を押さえ、要点で歴史上の役割をつかみ、例で具体像まで結びます。短い答えだけでなく、説明問題の土台も作りやすい形です。
- 無料プランでもデッキ全体を取り込めますか?
- はい。保存済みのデッキを取り込む処理では新しいAI生成を実行せず、AIクレジットも消費しないため、無料プランで300枚すべてを取り込めます。取り込み後も学習、編集、削除ができます。
- 同じデッキをもう一度取り込むと重複しますか?
- 重複しません。すでにある同一カードはスキップされ、改訂で増えたカードだけが追加されます。削除後の再取り込みを含め、同じ公式デッキの取り込みは生涯3回までです。
- Web版とスマートフォンアプリの両方で使えますか?
- はい。デッキはアカウントに追加されるため、Web版、iOSアプリ、Androidアプリで同じ学習内容と進捗を利用できます。
- 取り込んだカードを自分向けに直せますか?
- はい。取り込み後は自分のカードとして、表裏の編集、不要カードの削除、タグ整理、別デッキへの移動を自由に行えます。
公式問題の転載はなく、カードはすべてMemlyの独自執筆です。編集基準日2026-08-30。