危険物取扱者乙4の重要用語300|法令から消火まで

乙4で落ちるのは覚える量のせいではなく、数字と条件がどこで効くかを言えないからです。

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全300枚から30枚を抜粋して表示しています。

表裏
危険物とは?消防法別表第一に品名が掲げられ、同表の性質欄の性状を示す物品。 危険だと感じる物すべてではない。高圧ガスや火薬類は別の法律が扱う。
指定数量とは?危険物の危険性の程度に応じて政令で定められた数量。 重量ではなく容量で定められている。第4類では単位はリットルになる。
製造所とは?危険物を製造する目的で危険物を取り扱う施設。 単に危険物を扱う場所ではない。製造を目的とすることが要件になる。
設置の許可とは?製造所等を設置しようとするときに必要な行政庁の許可。 届出では足りない。設置と変更は許可の対象である。
保安距離とは?製造所等の外壁から、特定の建築物までとらなければならない距離。 すべての製造所等に必要なわけではない。屋内タンク貯蔵所や給油取扱所は対象外になる。
貯蔵の基準とは?製造所等で危険物を貯蔵するときに守る共通の決まり。 同じ場所に別の物品を置く場合は原則として認められない。例外の条件を確かめる。
運搬容器の基準とは?危険物を運ぶ容器が満たすべき決まり。 液体は容器の容量の98パーセント以下で、55度で漏れない空間を残す。満量にしない。
危険物取扱者とは?危険物を取り扱うために必要な国家資格を有する者。 資格があれば何でも扱えるわけではない。種類と類で範囲が決まる。
措置命令とは?基準に適合しない状態を是正させるために市町村長等が出す命令。 命令に従わないと使用停止や許可の取消しにつながる。
特殊引火物の定義とは?1気圧で発火点が100度以下、または引火点がマイナス20度以下で沸点が40度以下の物品。 引火点だけでは決まらない。発火点と沸点の条件も見る。
危険物取扱者の立会いとは?無資格者が危険物を取り扱うときに、有資格者がその場で監督すること。 丙種は立会いができない。近くにいるだけでは立会いにならない。
物質の三態とは?物質がとる固体、液体、気体の3つの状態。 状態変化は物理変化である。別の物質になるわけではない。
比重とは?ある物質の質量と、同体積の水の質量との比。 単位のない値である。密度と数値は近いが意味が違う。
酸化とは?物質が酸素と結びつく反応。 燃えることだけが酸化ではない。速さが違うだけで同じ種類の反応になる。
引火点とは?液体の表面に点火源を近づけたとき、引火するのに十分な蒸気を出す最低の温度。 発火点とはまったく別である。点火源が要るかどうかで区別する。
消火の四要素とは?除去、窒息、冷却、抑制の4つの消火の考え方。 抑制は連鎖反応を止める働きである。三要素だけでは説明できない。
水消火剤とは?冷却作用を主とする消火剤。 油火災には使えない。水より軽い油が浮いて火面が広がる。
普通火災とは?木材、紙、繊維などが燃える火災で、A火災という。 油火災や電気火災と消火剤が違う。区分を確かめてから選ぶ。
貯蔵時の容器の密栓とは?第4類の危険物を容器で保管するときの基本。 第5類の一部など通気が要る危険物もある。第4類の話として覚える。
第4類に共通する性質とは?引火性の液体で、蒸気が空気と混じって燃える性質。 液体が燃えるのではない。燃えるのは蒸気であるという理解が前提になる。
特殊引火物の共通性質とは?引火点が極めて低く、発火点も低い、第4類でもっとも危険性の高い区分。 常温よりはるかに低い温度で引火する。冷やしても安全にはならない。
第1石油類の共通性質とは?引火点が21度未満で、常温でも引火の危険がある区分。 常温でも蒸気が燃焼範囲に入る。季節を問わず危険である。
アルコール類の定義の範囲とは?炭素数1から3の飽和1価アルコールで、含有量60パーセント以上のもの。 炭素数4以上のブタノールは含まれない。第2石油類として扱う。
第2石油類の共通性質とは?引火点が21度以上70度未満の区分。 常温で安全という意味ではない。霧状や布にしみた状態では引火する。
第3石油類の共通性質とは?引火点が70度以上200度未満の区分。 引火点が高いので常温では引火しにくい。加熱時の危険は大きい。
第4石油類の共通性質とは?引火点が200度以上250度未満の区分。 常温での引火の危険は小さい。ただし一度燃えると消火が難しい。
水より重い第4類とは?比重が1を超える第4類の危険物。 第4類はすべて水より軽いという覚え方をしない。例外がある。
泡消火剤の選択とは?水溶性かどうかで泡の種類を選ぶこと。 一般の泡を水溶性の液体にかけると泡が溶けて消える。効かない。
屋内貯蔵所での第4類の貯蔵とは?容器に入れた第4類を屋内に置く場合の扱い。 床面付近の蒸気に注意する。低い位置の換気が要る。
作業服と保護具とは?第4類を扱うときの身につけるもの。 化学繊維の衣服は帯電しやすい。静電気対策の一部として考える。
このデッキについて

乙4の試験でつまずくのは、法令の条文が難しいからではありません。指定数量が200なのか400なのか、保安距離が10メートルなのか30メートルなのか、その数字がどの場面で効くのかを言えないまま選択肢に向かうと外します。水溶性なら指定数量が倍になる、屋外貯蔵所にガソリンは置けない、注入のときはエンジンを止める。どれも理由まで押さえると崩れません。 このデッキは300枚。1項目1枚で切り、裏面は答えと注意点の2行に固定しました。収録は法令110枚、物理化学90枚、第4類の性質100枚です。法令は定義と分類から指定数量、製造所等の区分、許可と届出、位置構造設備の基準、貯蔵取扱いの基準、運搬と移送、保安体制、命令と罰則まで順に並べています。物理化学は燃焼の三要素と引火点や発火点の違い、消火の四要素と消火剤の適応を扱います。第4類の性質では特殊引火物から動植物油類までの区分ごとに、代表物質の引火点、比重、水溶性、消火方法を置きました。 数値は絞っています。指定数量や引火点の区分のように法令で定まっているものはそのまま覚える対象として書き、それ以外は条件と判断だけを書きました。取り込むと間隔反復のスケジュールに乗り、すぐ答えられる項目は間隔が伸び、毎回迷う項目だけが戻ってきます。

よくある質問

分野の内訳とカードの形式を教えてください。
法令110枚、物理化学90枚、第4類の性質100枚の計300枚です。表は「〜とは?」の問い、裏は答えと注意点の2つに固定しています。細分類のタグが付いているので、指定数量だけ、消火剤だけ、第1石油類だけ、といった絞り方ができます。
指定数量や引火点の数字はどこまで載っていますか。
法令で定まっている区分の値は覚える対象として書いてあります。特殊引火物の50リットルから動植物油類の10000リットルまでの指定数量、水溶性で倍になる関係、区分ごとの引火点の境目、代表物質の引火点と比重が入っています。改正で動きうる事項は最新の法令を確認してください。
乙4以外の類にも使えますか。
法令と物理化学の部分は共通する内容が多いので他の類の学習にも使えます。ただし第4類の性質100枚は引火性液体に特化しており、第1類から第6類までの各性質は扱っていません。乙4に必要な範囲を厚くする方針で作っています。
無料プランでもデッキ全体を取り込めますか?
はい。保存済みのデッキを取り込む処理では新しいAI生成を実行せず、AI利用枠も消費しないため、無料プランで300枚すべてを取り込めます。取り込み後も学習、編集、削除ができます。
同じデッキをもう一度取り込むと重複しますか?
重複しません。すでにある同一カードはスキップされ、改訂で増えたカードだけが追加されます。削除後の再取り込みを含め、同じ公式デッキの取り込みは生涯3回までです。
Web版とスマートフォンアプリの両方で使えますか?
はい。デッキはアカウントに追加されるため、Web版、iOSアプリ、Androidアプリで同じ学習内容と進捗を利用できます。
取り込んだカードを自分向けに直せますか?
はい。取り込み後は自分のカードとして、表裏の編集、不要カードの削除、タグ整理、別デッキへの移動を自由に行えます。

公式問題の転載はなく、カードはすべてMemlyの独自執筆です。危険物取扱者試験は一般財団法人消防試験研究センターが実施する試験です。このデッキは同団体が作成・監修したものではなく、公認や推奨も受けていません。編集基準日2026-08-30。